時間管理　時間確保　集中力

時間は誰でも平等に「２４時間」与えられています。
その時間を効率的に活用し、日々充実した生活を送るのは
簡単ではないのかもしれません。

特に仕事をしている人は、平日に自分の時間を　　
確保すること自体も難しいですし、
日々の疲れにより、「集中力」や「モチベーション」を
維持するのも大変ですよね。

自分にとって、大切な時間ということを意識し、
時間に流されずに、時間をコントロールすることが
大切です。




『時間管理のちょっとした方法』

�@同じやることの作業分類を集約し、順序感覚を短く効率よく行う。
　これは、誰でも「無意識」に行なっていると思いますが、「無意識」よりむしろ「意識的」に行うことが、
　大切です。
　料理に例えると、具材を切る、お湯を沸かす、ごはんを炊く、フライパンを温めるなど、一つ一つ「区切り」を
　付けて行うのではなく、ほぼ同時にスピーディーに行うことによって「効率化」が図れるということです。
　それによってやらなければいけない「作業時間の確保化」ができ、その分「空いた時間」が作れるのです。

�A「簡単」なことから始める。
　やるべきことの順序付けをする時に、いきなり「難しいこと」を始めると、まずそのことを考えることに
　「時間」を費やしてしまい、それによって「モチベーション」なども低下してしまい、最終的には、
　１日に立てた目標が完遂できずに終わってしまいがちです。
　なのでまずは、無心で出来る「簡単な作業」から始め、だんだん脳が活性化されてから、
　難しい作業に移行していくと、１日の作業目標を達成する確率が高くなります。

�B明日の大事な作業は前日に準備しておく。
　ほぼ、当たり前のことですが、明日への準備を前日に簡単にでも用意しておくだけでも、次の日の作業が
　スムーズに運べます。それによって、その日に次回へと思っていた作業もすることが可能になり、
　作業スピードが速まるわけです。

�Cせめて３日間先の目標を立てておく。
　１週間、１ヶ月間の「目標」を立てて行おうとしても、途中で忘れてしまったり、
　急遽別な予定が入ったり、急に体調が悪くなったりして作業を達成できずに終わってしまいがちです。
　３日間だとあまり忘れることはありませんし、１日目からのモチベーションを３日後まで維持しやすいです。
　新たな目標の作業を行うのであれば、より作業順序を「短期間」に区切って行うほうが、達成する確率が
　高くなると思います。

�D維持できる「体力」の配分を効率よく。
　いきなり、体力を過剰に使う作業を行うことは、早い時間から意識をはっきりさせるために大事なことと、
　思われがちですが、1日の最後には、体力も脳も疲れてしまい、途中で出来ずに終わってしまうことも
　しばしばありがちです。
　逆に最初から体力を使わないで行うのも、そのまま「ダラダラ」した状態で終わって
　しまう可能性が高いです。
　理想は１日にの「体力配分」を１０とすると、朝３、昼５、夜２の配分で行うと疲れず時間を有効に使えること
　が出来ると思います。


『時間確保に有効なツールと使い方』

�@スマートフォン
　スマートフォンは、今や「最強」の時間短縮ツールですね。Web閲覧、メール機能、音楽・動画プレーヤー、
　メモ帳、スケージュール帳、カメラなどまさに移動型パソコンですが、小型のため視覚的に「見づらい」
　というのが、唯一のデメリットでしょうか。様々な機能の中でも「オススメ」がPDF閲覧機能です。
　仕事で使用するファイルは「PDFファイル」、「エクセルファイル」、「パワーポイント」、
　「ワードファイル」です。それをスマートフォンの「PDFアプリ」に転送して、移動しながら「閲覧」
　することが可能です。
　その方法は、パソコンから「好きなファイル」をスマートフォンに「添付送信」し、
　それを開封して「PDFアプリ」に落し込む方法です。ただ、PCメール用の「アカウント」でないと容量が大きく
　難しいかもしれません。今のスマートフォンはどの機種もPCメールのアカウントを登録できると思いますので、
　試してみてください。「iPhone」に特化してますが、私が作った「iPhoneでPDFファイルを閲覧する方法」の
　ページを紹介しますので、是非それを参考にしてみてください。

　こちら⇒iPhoneアプリ「iBooks」で自分のPDFファイルを見る方法


�AＭＰ３プレーヤー
　今現在、「自己啓発」や「語学学習」といった様々な「音声教材」が出回っています。
　購入版でなくても、Web上で「無料」で手に入るものもあります。それらをPCから音楽プレーヤーに
　「ダウンロード」し、通勤や通学の移動中に聞いて活用するのが「時間の有効活用」につながります。
　「好きな音楽」を聞いて朝からモチベーションを上げることも必要ですが、「音声教材」をプレーヤーに
　ダウンロードして「有効活用」するのも一つの方法です。

�Bメモ帳
　スマートフォン、携帯電話、電子手帳等には「メモ帳機能」が付いていると思いますが、いろんな場所で瞬時に
　メモをしなければいけない場合、入力に時間がかかったり、話してるときなど相手に対して失礼にあたったり
　して、なかなかうまく「有効活用」出来ない場合があります。
　そこで、瞬時にメモが出来る「小さなメモ帳とペン」を常時携帯しておくことをオススメします。
　また、自分で書いた文字は入力した文字より「記憶」に残りやすいのです。
　さらに、人間のちょっとした「ヒラメキ」は普通に歩いているとき、お風呂に入っているとき、寝る直前や就寝
　中、朝起きて歯を磨いたり、顔を洗ったりしているときに「ヒラメキやすい」のです。
　そういった時にいつでもすぐに記入できる「小さなメモ帳とペン」が威力を発揮します。

�Cノートパソコン
　これは言うまでもないですが、ノートPCと通信環境が整えばほとんど場所や時間帯を選ばず、仕事ができます。
　さまざまな「ファイル」で入力作業もできますし、Web検索などもサクサク効率よく進めることができます。
　機種選択に関しては、「軽く」、「耐久性が良く」、「充電稼働時間が長い」タイプが必須です。
　また、Webカメラが付いている機種もありますが、付いている方が活用の幅も広がると思います。

�Dボイスレコーダー
　ボイスレコーダーは「会議」、「講習会」、「セミナー」などの音声を後で文書化するのに「記憶媒体」として
　非常に有用です。また、携帯して自分の思いついた「ヒラメキ」を録音して「メモ帳」代わりにするのも
　良いでしょう。
　今は「安価」で「多機能」な機種が沢山ありますので「時間を有効活用」するのに非常に便利なツールです。

�EGoogle検索
　パソコンがある机上で作業をしてるなら、Google検索で色々調べるのがとても便利です。
　辞書や専門資料を開いて調べるより、Googleなら自分のほぼ調べたい内容とおりの検索結果が出ると思います。
　資料を探したり、本を熟読して勉強する手間を考えるなら、Googleを使いこなせるようになった方がより
　「時間を有効活用」出来ると思います。

目的による自分の時間を確保する為には、まず確保できる時間を算出し把握することが必要です。
そして確保できる時間をどの時間帯に作れるのかを認識しなければいけません。
算出方法は１日２４時間から必ずしなければいけない時間を差し引くと、ある程度明確になります。

確保可能時間＝２４時間−（仕事、学業などをする時間）−睡眠や食事などの生活必要時間

例として、通勤も含めた仕事時間が１０時間、食事３食あわせて1.5時間、掃除などの雑用が１時間、
入浴が0.5時間、睡眠が７時間だとすると、

２４時間−仕事時間（１０時間）−生活時間（１０時間）＝４時間を確保できるということになります。



『具体的な時間の割り当て方』

　では、その確保できる１日の時間をどの時間帯にどれくらいの時間を割り当てれるかを判断する簡単な方法を
　紹介します。
　ただ、勉強の為に時間を確保する場合、その確保時間をどの時間帯に当てるかによって、「集中力」や
　「モチベーション」に変化が生じると思います。

　例えば、夜だと仕事後で体力や集中力が落ちると思います。
　そうなると、出社前の早朝に当てる方が「集中力」がアップし、その後の通勤電車の中での学習や仕事にも
　「集中力」や「モチベーション」が維持できます。

　人それぞれの活動能力や状況にもよりますが、割り当てられる時間帯の判断基準として、

　�@出勤前の早朝

　�A仕事の休憩時間

　�B業務終了後の会社での時間

　�C帰宅後のよるの時間帯

　�D通勤時間

　�Eその他移動時間

　�F土日祝の休日

　以上のように、これらの項目の中にどれだけ必要な時間を割り当て、確保できるかを判断する必要があります。



『普段のムダな行動を無くす』

　次に、本当に必要な時間を確保するために、普段の日常のなかで行なっている「不要なこと」をすべて
　割り出し、それを行わないようにすることが必要です。

　例えば、テレビをみる時間、ゲームをする時間、マンガを読む時間、携帯電話をいじっている時間、
　ネットサーフィンをしている時間等、目的を達成するための時間を確保するために、
　それを阻害するムダな時間を無くしていくのです。

　では、どのような方法でその内容を明確にしていくかの方法が以下の通りです。

　�@１日の中でやらなければいけないこと、普段やっていることを書面で全て書き出す。

　�Aその中で全くやる必要性のないことを全て書き出す。

　�Bやる必要性のないことを徹底してやらず、その空いた時間を自分のやるべきことの時間として確保する。


　以上のような方法でやる必要性がないことを具体化することができます。

自分の「モチベーション」が高い状態でいるためには、プレッシャーをストレス と感じない事が大事です。

モチベーションが常に高い状態であれば、時間を無駄にすることはなくなります。

ストレスに関しては、全て自分が選択して行なってきたことを自分の責任と自覚した上で、時には自分を許し、
そして自分を好きでいることを常に維持することが必要です。


『簡単にモチベーションや集中力を維持する方法』

　�@目標を具体化・明確にし、そのための作業の継続状況を日々把握し自分の成長度を実感する。
　　長期間「がむしゃら」に行うより、ある程度の期間で自分の成長がどれだけ「向上」しているのか
　　確認することによって、次のステップへの「モチベーション」を維持することができます。
　　少しずつ自分を評価するのも大事なことです。

　�A好きな音楽を音量を小さめにして聞きながら作業する。
　　自分の好きな音楽を聞きながら作業を進めていくと、リラックスした状態になり「集中力」や「効率性」が
　　向上します。ただし、音楽を聞くときは聞こえるか、聞こえないかくらいの音量にして聞くことが「効果」が
　　あるようです。

　�Bその目標で実績を上げている人を調べ模範とする。
　　自己啓発等の本によく書かれていますが、実績ある人を模範（モデリング）することによって、
　　「モチベーション」を維持することが出来ます。ただし、大事なことはその実績のある成功した人の方法を
　　ブレがなく「忠実に実践する」することが必要です。少しでも他の人の方法を取り入れたり、自分の考えを
　　交えて実践すると「効果」が薄まります。

　�C良い健康状態を維持する。
　　あたり前のことですが、風邪など引いたりして体調不良の状態が続くと「集中力」、「モチベーション」は
　　低下してしまいます。常に意識し「自己管理」を怠らないようにすることが大事です。

　�D軽い運動をしてみる。
　　長い作業で行きつまったときは、「軽い運動」をしてみるのもひとつの方法です。体操をしたり、深呼吸を
　　数回したり、30分位外を散歩してみたり、家の中で5分位「踊ってみる」のも良いでしょう。
　　かなりの確率でリフレッシュされるはずです。

　�E大量の水を摂取する。
　　1日に「水」を大量に摂取すると、身体の中の「不純物」が浄化され、さらに人間にとって1番必要な「水分」
　　と「酸素」を取り入れることになりますので、体調がとても良くなります。摂取する目安としては、
　　1日2〜3リットル飲むのが理想ですが、難しければ、1.5リットル位でも十分「効果」はあるでしょう。

　�F適度に「糖分のある食べ物」や「コーヒー」を摂取する。
　　脳に影響を与えている食べ物で最も影響が大きいものは「水分」と「糖分」です。 また、脳が活性化されて
　　集中力が向上するものは「糖分が含まれる食べ物」と「カフェインが含まれている食べ物」です。
　　なので、適度にアメ、チョコレート、コーヒーを摂取すると「集中力」がアップし、「モチベーション」を
　　維持することができます。 ただし、摂取しすぎると返って身体に良くないので、とりすぎには十分注意して
　　摂取することが必要です。

　�G時間帯を決め、短時間の休憩を取る。
　　2〜3時間集中して作業をしていると、どうしても「集中力」が低下していきます。そのためにある程度の作業
　　時間を決め、10分位「仮眠」をとるのが良いでしょう。仮眠ができない場合は、目をつぶり何も考えないこと
　　も一つの方法です。その他自分なりの方法で休憩することが良いと思います。ただし、長時間休憩を取ると
　　逆に「モチベーション」がさがり、「やる気」がなくなって来ますので、注意しましょう。


　　以上の方法で上手に時間管理・時間確保・集中力維持を行い、自分の夢を達成していきましょう！！